ロケ地コラム 2002 |
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中山美穂主演のドラマ「ホーム&アウェイ」は日本各地で撮影しているようですが、撮影が行われている場所のほとんどに『フィルムコミッション』が関係しているようです。例えば第1話は北海道、第3話は大阪、第4話は横浜、第6話は北九州、第8話は松本、第9話は徳島の『フィルムコミッション』が撮影協力にテロップされていました。 東京近郊ならよく知っているところが出てくるのでロケ地を探すのは比較的に楽ですが、東京から遠く離れたところの場合はなかなかそうはいきません。『フィルムコミッション』の中にはWEBサイトを開設してロケに使えそうな場所の写真を掲載しているところもあるので、その写真が役に立つことも今後はありそうな気がします。 ちなみに12/9に放送される「ホーム&アウェイ」第10話は、静岡にいるらしい父を中森かえで(中山美穂)が探しに行くようですが、静岡県の東部・伊豆半島にあるフィルムコミッションが撮影に協力したようです。
今クールのドラマで何故か気になっていたロケ地があります。それは「天才柳沢教授の生活」に出てくる『柳沢邸』のロケ地です。今までドラマに登場したこの家の周辺の特徴は画面から色々と分っていたのですが、なかなか場所が分りませんでした。 地域を特定できるようなヒントはなかったので、地図を見て該当しそうなところをしらみつぶしに探しました。すると上記の条件によく合うところを見つけることができたので、早速現地へ行ってみました。結果は正解でした。 写真を撮りたかったのですが、今日は撮影があるらしく、スタッフが準備をしている最中でした。場所は分ったので後日また訪れて写真を撮ってこようと思っています。 今クールのドラマが先週から始りました。ロケ地探しも始めましたが、水10は日テレ系の「サイコドクター」とTBS系の「やんパパ」、木10はTBS系の「真夜中の雨」とフジテレビ系の「薔薇の十字架」が重なっています。1日に2本のドラマのロケ地を探すのが作業量としても限界なので、水10は「サイコドクター」、木10は「真夜中の雨」のロケ地を探すことにします。 ときどき「どんな基準でロケ地を掲載するドラマを決めているのですか?」と質問されることがあります。答えは「ストーリーが楽しめそうなドラマ」です。ロケ地を探すためだけにドラマを観るのは私も辛いですから、ストーリーが楽しめるドラマを選ぶようにしているつもりです。
「やんパパ」と「薔薇の十字架」、そして金10の「ママの遺伝子」の第1話は一応ビデオに録画しました。分ったロケ地は次の通りです。 今日は渡部篤郎・広末涼子主演のドラマ「愛なんていらねえよ、夏」で、鷹園亜子(広末)が住む屋敷として使われた神奈川県鎌倉市浄明寺2丁目6番にある『旧華頂宮邸』を訪れました。普段は庭から外観しか見ることができないのですが、10月4日〜6日まで内部を公開するという情報を聞いて出かけてみました。 公開時間は午前10時から午後3時まででしたが、私は午前9時40分頃には門前に到着しました。既に20人ほどが開門を待っている状態でした。開門されて玄関から中に入ったときの印象は「思っていたよりも狭くて暗い」でした。玄関を入ったところにある階段はもっとゆったりした造りだろう思っていたのですが、意外とこじんまりとしていました。ドラマの撮影では広角レンズを使っていて、もっと広い感じがしていたのかも知れません。 亜子やレイジ(渡部)が食事をするダイニングや庭に面したテラスではボランティアの方たちがコーヒーを出す簡易喫茶室を運営していました。食堂はボランティアスタッフの控え室だったようです。庭に面した1階はマントルピースが配置され、ゆったりとしたリビングになっていました。(家具は置いていないので、そんな気がしたのかも知れません) 2階に登り、亜子の部屋へ入った感じはやはり「狭い」でした。ドラマで映っていたかは忘れてしまいましたが、亜子のベッドルームには三面鏡のついた洗面台が据え付けられていました。 『旧華頂宮邸』には駐車場がないので、電車とバスで訪れるのが無難かも知れません。私は近くにある浄妙寺の駐車場(乗用車1時間500円)に車を止めて『旧華頂宮邸』を見学しました。その後、浄妙寺(拝観料100円)の裏山にある『石窯ガーデンテラス』で食事をしてから帰りました。ここで食事をしてレシートを駐車場で見せると2時間無料(前金で払った500円が戻ってくる)だそうです。 今朝の朝日新聞(東京版)に気になる記事を見つけました。ドラマのロケ地としてよく使われていた江東区佐賀町にある『食糧ビルディング』が来年早々に取り壊されるそうです。記憶に新しいところでは「ランチの女王」の第1話、加藤あいが出ている「C1000タケダ」のテレビCMなどに使われていました。 記事によると11月16日から現代美術展が開催されるそうなので、食糧ビルディング最後の姿を写真に撮っておこうと思っています。特に今回は屋上にも立ち入ることができそうなので、期待しています。 昨日の巨人vs.阪神戦のテレビ中継はかなりの視聴率だったようですね。巨人のリーグ優勝が決って原監督の胴上げもありましたが、試合は12回裏にピッチャーのワイルドピッチで巨人のサヨナラ負けでした。阪神ファンも残って巨人の優勝を祝っていたのはなかなかでしたが…。 でも「ナースのお仕事4」の最終回を待っていた私にはかなり辛い夜でした。通常の野球中継なら30分程度の放送延長で済むので、ビデオのタイマーセットも30分多くしておけば何とかなります。しかし、昨日は野球が終了するまで放送を延長していたので、本来なら21時から始るドラマが結局23時30分からの開始になり、放送が終ったのが25時38分でした。21時30分頃に帰ってきた私はいつから放送が始るのかとずっとテレビの前で待機し続けなければならなかったので、大変でした。 そういえば去年もフジテレビは野球中継で物議を醸し出したことを思い出しました。2001年10月4日に放送された『世にも奇妙な物語 秋の特別編』で中谷美紀主演の「仇討ちショー」が途中で中断され、優勝が決るかも知れないヤクルト戦が放送されました。結局その日は優勝が決らず、ドラマを楽しみにしていた人から苦情が多く寄せられたと聞きました。 視聴率的には野球中継の方が期待できるでしょうが、ドラマを楽しみにしている人のことも少しは考えて欲しいと思いました。勿論、2001年9月11日に放送された中井貴一・フェイウォン主演のドラマ『ウソコイ』の最終回で臨時ニュースが入ったのは仕方が無いと思います。世界的な大惨事ですから。 今日は最近話題になっているニュースとドラマロケ地について思うことを書きたいと思います。 8月のワイドショーやニュースで話題になったアゴヒゲアザラシの「タマちゃん」。最初にタマちゃんが現れたのは東京都と神奈川県の境を流れる多摩川を東海道新幹線が渡る鉄橋の近く(写真1)でした。この付近の多摩川の河川敷はドラマのロケによく使われるところなのです。(写真2、写真3) この多摩川をはじめ、今「タマちゃん」がいる鶴見川、神奈川県の中央を流れる相模川を管理しているのが国土交通省関東地方整備局の『京浜工事事務所』という国の機関です。「タマちゃん」の情報を掲載しているサイトをご覧になった方もいらっしゃると思いますが、そのサイトを開設しているのもこの『京浜工事事務所』です。『京浜工事事務所』のサイトのトップページを見ると「ロケ情報」が掲載されており、今は多摩川で撮影されたドラマや番組の情報が掲載されています。私はここで、この秋に「恋を何年休んでいますか・スペシャル」が放送されることを知りました。どんなシーンが出てくるのか今から楽しみにしています。 さて、昨日の夜のNHKのニュースで東京・原宿の表参道に世界最大級の『LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)』のビルが完成し、今日9月1日のオープンを前に行列ができていると報道されていました。 このビルが建っているところが、昔話題のドラマのロケ地だったことをご存知ですか?実は2000年1月から3月に放送された木村拓哉・常盤貴子主演のドラマ「ビューティフル ライフ」で柊二(木村)が勤務していた「ホットリップ(写真)」がここにあったのです。何だか時が流れるのは早いなぁと感じてしまいました。 梅雨が明けた猛暑の中、ロケ地を何ヶ所か回ってきました。写真をこちらに掲載しましたので、興味がある方はご覧下さい。 まず最初に訪れたのは「太陽の季節」で竜哉(滝沢秀明)が住むアパートの外観として使われているロケ地です。画面でも分るようにかなり古いアパートで、近々取り壊されることが決まっているとメールで情報を頂きました。このアパートの近所の大通りの角にあった同じようなアパートは既に壊されていました。 続いて「ランチの女王」第3話に出てきたなつみ(竹内結子)たちが缶蹴りをしていたところ、そして再度『キッチン マカロニ』を訪れました。何と今日も撮影を行っていて、今回は竹内結子さんがいるのを確認できました。ただ撮影はほぼ終りに近かったらしく、一部撤収を始めているところでした。近くの道路にはたくさんの段ボール箱と青いマットが置かれており、スタッフが「…落ちるシーン…」と言っているのが聞こえました。もしかしたら誰かが2階から落ちるようなシーンを撮っていたのかもしれません(7月29日第5話で、なつみが2階から飛び降りるシーンだったようです)。12時過ぎには全ての撮影が終ったらしく、「次は13時からドライです」とスタッフが言っていました。撤収を待っていると写真を撮るまでに時間が掛かりそうだったので、次のロケ地を訪れて帰りにもう一度立ち寄ることにしました。 次に訪れたのは「天体観測」に出てくる『JUPITER』の外観として使われているところです。敷地内は立入禁止なのですが、『JUPITER』の前は低いフェンスで囲まれているだけだったので問題なく写真を撮ることが出来ました。 再び『キッチン マカロニ』へ戻ってみると今度は完全に撤収しており、辺りはひっそりと静まり返っていました。3度目の正直でやっと写真を撮ることができてホッとしました。 今日の朝日新聞の夕刊にロケ地に関する記事が掲載されていました。これまでは電車や駅のロケといえば京王電鉄、横浜市営地下鉄、東京臨海高速鉄道、などが主流でしたが、この6月から東京急行電鉄、通称「東急」がロケの試行を始めたそうです。現在放送されている『恋愛偏差値』では東急東横線「代官山」駅で早速ロケを行ったようです。今後も東急の電車や駅が出てくるドラマが増えてきそうな予感がします。 今クールのドラマのロケ地を2ヶ所だけ訪れて見ました。 まず最初に訪れたのは『ランチの女王』に出てくる「キッチン マカロニ」です。ドラマの設定では東京都中央区日本橋人形町にあることになっていますが、実際は全く別のところにあります。現地に到着したのは午後1時過ぎでした。何と今日は撮影が行われていました。「キッチン マカロニ」の前に黒い「トヨタ ハリヤー」が止っていて、その車内を撮影していました。誰が乗っているのかは残念ながら確認できませんでした。見学しようにも「キッチン マカロニ」の前の道路は思った以上に狭く、野次馬も全くいなかったので、諦めました。 追伸:私が見たのは2002年7月22日に放送された第4話で酒井昴(EITA)が純三郎(妻夫木聡)を海へ誘ったシーンでした 次に訪れたのは『サトラレ』に出てくる「青葉市立病院」でした。中には入りませんでしたが、新しくてきれいな建物でした。昔、1度だけドラマに使われたのですが、レギュラーで使われるのは今回が初めてかも知れません。 追伸:「1度だけドラマで使われた」と書きましたが、過去に何度も使われていて、単に私が知らなかっただけだったことが判明致しました。謹んでお詫び致します。(2002年7月8日) 今日は『第3回ロケ地巡りオフ 初/体/験』の開催日でした。少し風が冷たかったですが快晴の天気に恵まれ、気持ち良くロケ地をまわることができました。 その後、車が止まっている空地にもう1台の車がやって来ました。運転していたのは甲田敦史役のオダギリ・ジョーさんでした。オダギリさんの撮影はありませんでしたが、多分次の撮影に行くにあたって集合場所として訪れたんだと思います。 他にもこのドラマの重要な出演者(?)を見ました。コタロウとナナ、そうですあの高梨動物病院にいる2匹の犬です。遠くから見ていたのですが、コタロウはかなり大きな犬だということがよく分りました。 撮影は30分程度で終了し、水野さんやオダギリさん、コタロウとナナを乗せたそれぞれの車は次のロケ地へ移動して行ったようです。 そうそう、誰かが「ロケ地巡りオフに参加すると撮影を見ることが出来る」というジンクスがあるとおっしゃっていました。確かに「第2回ロケ地巡りオフ アンティークへようこそ」でロケに遭遇し、今回もロケに遭遇しましたが、次回「ロケ地巡りオフ」を開催したとしてもロケに遭遇するとは限りません。ロケを見ることを期待して「ロケ地巡りオフ」に参加されても困りますので、よろしくお願い致します。 いつかは行かねばと思っていた『木更津キャッツアイ』のロケ地である千葉県木更津を訪れてみました。通常は東京駅から電車で行くところですが、今回はJR東海道本線の川崎駅から出ている高速バスを利用して、東京湾横断道路「アクアライン」経由で行きました。全く渋滞も無くほぼ時刻通りに到着し、結構快適でした。 木更津は郊外を車で通過することは何回かあったのですが、駅前へ行ったのは初めてでした。ロケが行われている商店街の店頭には『木更津キャッツアイ』のポスターが掲示されており、街をあげて応援しているという雰囲気が伝わってきました。ロケ地のほうは事前にチェックしておいたので、迷うことなく短時間で巡ることができました。撮ってきた写真を掲載しましたので、興味のあるかたはこちらをご覧下さい。 余りにも順調だったので、再び高速バスに乗って「アクアライン」を通り『初/体/験』のロケ地も訪れました。高梨動物病院、真智と房野が住むアパート、喫茶店「胡桃」の3ヵ所を見に行って来ました。高梨動物病院のロケ地はこのホームページをご覧のかたから教えて頂いたのですが、行ってみて「画面を見ただけでは絶対に分らないだろう」と痛感しました。勿論、人が住んでいるところなので皆さんに場所をお教えする訳にはいきませんが、写真だけは撮ってきました。興味のあるかたはこちらをご覧下さい。 今日は『ロングラブレター 漂流教室』の本倉高等学校の校門と校舎のロケ地を訪れました。このロケ地はホームページをご覧の方から情報を頂きました。実際に訪れてみると校庭の南西付近に本倉高等学校の校門のセットが設置されていました。校門の前は校庭の土を掘り下げており、掘り出した土は積み上げられて青いビニールシートがかけられていました。 「学校なのに校庭にそんなセットを設置したら迷惑では?」と思うかたもいらっしゃるでしょう。実はあの学校は廃校で、現在は自治体の施設として使われています。ですから外観は学校ですが問題はないようです。 去年の10月から放送された『さよなら、小津先生』の場合は学生がいる学校を使い、おそらく撮影のたびに校門のセットを校庭に設置していたと思われます。今回の場合は校門の前に荒涼とした景色が広がっていなければならないので、どうしても地面を掘る必要があったと思います。スタッフのかたはあの場所を相当苦労して探したのではないでしょうか。(それとも最近はフィルムコミッションが探してくれるのだろうか?) |
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